第2章 103歳を元気に迎えるまでの工夫

これからの中身は、一部、今まで書いたことの繰り返しになりますが、母親が103歳まで元気に楽しく人生を過ごすことができたことに役立ったと考えられる工夫について書いています。

4 血圧を下げるための工夫

第1章で書いた、マッサージ、しゃべって動くネコと犬のおもちゃが血圧を下げる効果がありました。

マッサージは、脛の表と裏(ふくらはぎ側)をくるぶしあたりから膝の方へ向かって、手の平でゆっくりなでることでした。ふくらはぎ側は少し力を入れました。毎日、夕方、表と裏をそれぞれ30回程度ゆっくりとなでました。なでる前後で血圧は10~20下がりました。

私の手の力により、重力で足(指、足首、脛)にたまった古い血液が心臓に戻されるので、心臓の負担が楽になり血圧が下がったのだと思います。

もちろん気持ちがいいので幸せに感じて下がった面もあると思います。毎日続けた結果90歳少し前から飲んでいた血の薬もいつの間にか不要になりました。

同じように血圧を下げる効果があったのは、電池で動いてしゃべるネコと犬のおもちゃです。

抱っこして、頭や背中をなでて嬉しそうにかわいがりました。特に、ネコの「にゃー」や犬の「クンクン」と鳴く声が聞こえると喜びました。このようにネコや犬と遊んでニコニコして、リラックスして血圧が下がったのだと思います。