具体的に、たとえば食べ過ぎや運動不足は、普段以上に取り込んだ栄養成分や有り余ったエネルギーの合成、貯蔵などの作業を肝臓で余計に行う必要があり、これらが全てストレスとなって活性酸素が生み出されます。

飲み過ぎでは、過度なアルコールは分解、解毒すべき対象ですから、そうした作業を肝臓内で集中的に実施しなくてはなりません。これもストレスです。

喫煙すれば、肺内から血中に送り出される燃料の酸素量が減るのですから、全身の細胞のストレスになります。それに、タバコの有害物質が交感神経を強く刺激し、副交感神経を抑制するのです。ストレスそのものです。

夜更かしとなれば、普通なら副交感神経が活性化して交感神経が沈静化している時間なのに、交感神経が延々と燃え盛るのですからたまったものではありません。

※本記事は、2020年1月刊行の書籍『ストップthe熟年離婚』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。