己が身もがん細胞に狙われて
 重粒子線のSC加速器

 

気がつけば超電導の虜なり
 あつき思ひの募りしままに

 

にじり口いざなひ照らす秋の月
 御手前醸す鈴虫の声

※本記事は、2016年4月刊行の書籍『ひとり歌仙』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。