助けを求める人々を絶望させる「専門家の知識不足」

発達障がいに悩んでいる人たちが助けを求めても、保健師、教師、医師らが知識不足のため、具体的にどのように道を指し示して良いのかわからず、あげくの果てに経過観察という大義名分の下、問題を先送りにしてしまうことがよくあります。助けを求めても、なんのアドバイスも受けられないことに困っている人が、一向に減る気配がないのです。

発達障がいは治療もできない難病ではありません。具体的な向き合い方はもちろん、どうすれば症状は良くなるのかといった筋道は、きちんと存在します。そして、周りがその筋道にのっとり手を差し伸べる時期が早ければ早いほど、発達障がいの症状は良くなるのです。早期介入が重要なのです。

残念ながら、国や自治体の政策などによって、保健師、教師、医師の現状が変わるのには時間がかかります。それを待っていても進展はありません。

お子さんのことを誰よりも真剣に考え、誰よりも理解している親御さんや発達障がいを抱えている人が自ら、すぐに行動を起こすことが何よりも大切なのです。