遠回りしてたどりつくつつじかな

 

声若き母のよけたるすみれかな

 

青を踏むたどたどしきは生まれつき

※本記事は、2007年5月刊行の書籍『句集 抱く』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。