悔しいですもはや私はこの国の
 神々とお食事をすませました

*黄泉の国の神々とお食事を共にするとは、その国の神の一人になったということ。

 

それでも神々と相談してみます
 決して扉を開けないでお待ちになって

 

待たされて待ちきれなくて伊耶那岐は
 扉を押し開け奥へ進みました

※本記事は、2015年3月刊行の書籍『歌集 古事記物語・異聞』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。