これでは部下に示しがつきません。何とか高層タワーを解体していかなければなりません。今は机の上に四つの高層タワーが立っています。

苦手なことを言ってみましょう。僕の場合、「字がきれいに書けない」「整理整頓が苦手だ」それを克服した時を想像しましょう。

(理想)
僕はすらすらときれいな字でメモを取っている。そのメモをワープロで清書して、報告書は完成した。きれいに字が書けると仕事ができる人間になる。そのことを実感した。なるほど、そういうことか。

毎日、僕は書類を大量に受け取っている。書類が回ってくると、それをすぐに所定のファイルに綴る。いつも机の上は綺麗にしている。仕事ができる人間っていうのは、整理整頓ができるのだよ。なるほど、そういうことか。

そういうことなので、僕は「字が綺麗に書ける」「整理整頓が得意だ」と書いたのです。もちろん言っています。毎日言っています。

そのお蔭で改善されてきています。言葉を発すれば脳は何をすればいいか教えてくれると言いましたが、意識して実行することも大切だと思います。

僕の字は、ミミズではなく、読める文字となりました。まだきれいではないのですが、意識して字をきれいに書こうとはしています。机の上の高層タワーも徐々に低くなってきています。意識して整理整頓しようとしています。

意識して実行するということが大切です。望みを言ったら意識しましょう。

「小さなことからコツコツと」なのです。

※本記事は、2019年6月刊行の書籍『「つらい」と思っている人へのエール あなたは本当に魅力的な人間ですね』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。