ありありとわが夢にあふほほゑみに
 エミちゃんと叫び目覚むるせつなさ

 

函館はこよなきふるさと母君は
 ひとときと云へど君を忘れず

 

年を経て風のたよりに函館の
 母の手許に帰り往きしと

※本記事は、2014年2月刊行の書籍『歌集 忘らえなくに』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。