仕事

「仕事は簡単だ」と書きました。それを言っています。

僕の仕事は事務職です。マニュアルがありますので、それに従って仕事を行えばいいのです。簡単です。

では、「仕事は難しい」と考えてしまうのはどういったときでしょう。それは、ズバリ人との関わりなのではないでしょうか? つまり「人間関係」だと思います。

「重箱の隅を突っつく人がいます」「嫌味を言われるから会社に行きたくない」「あの上司ムカつく」「今の若い者は礼儀がなっとらん」等々となるのでしょうね。

人間関係のトラブルで仕事に支障をきたしているのなら、関係を改善していきましょう。組織で仕事をするということは、人と接して仕事をするということです。「仕事は覚えれば簡単」でしょうが、「人間関係は難しい」と思ってしまうのでしょうね。

人それぞれ「文系」「理系」、「体育会系」、「文化系」、「怒る系」、「癒やし系」自分の性格に合った部署ならいいのですが、人事のことは職場が決めますからね。事務職、営業職、サービス業、いろいろありますが、人間と接して仕事をしているということに変わりがありません。

僕はそこで「職場の雰囲気はいい」と書きました。それを言いました。すると脳は考えました。そうすると誰かがこう言うのです。

「自分の考えを言えばいいんじゃないかな」「おまえは、魅力的な人間なのだから」

部署の職員研修がありました。僕はその場で自分の考えを言いました。

「職場の雰囲気は大切なことだ」「一日八時間。つまり一日の三分の一は顔を突き合わせているのだから」

そしてこう心の中で呟きました。「職場の雰囲気がいいのは、僕が雰囲気のいい人だからだ」と。あっ、苦笑している人がいますね。だけど、それくらい言ってもいいと思います。そして僕だって心の中で呟いているだけなのですから(笑)。あなたも、アメリカの大統領のように自信満々に言ってみてはどうですか。

「職場の雰囲気はいい」と言っているので、本当に職場の雰囲気はいいのです。そりゃ職場の人間もいろいろな人がいますけどね。あなたが雰囲気のいい人間なら、周りの人も雰囲気がいい人たちでしょうね。

※本記事は、2019年6月刊行の書籍『「つらい」と思っている人へのエール あなたは本当に魅力的な人間ですね』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。