七十歳の足の爪十。ことごとくが  リウマチに歪みをるを切る はや

六月
十一日

 

かなしみは 我が二人ある 子らは遠く 逢へる間とほく空きにけるもの

六月
十一日

 

卓上の わが手のゆびの ペンを持てる 皺深きものは、我が外に在り

六月
十一日

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。