第3章 国によって異なる永住権

2. 各国の永住権比較

⓮フィリピン

②取得に必要な費用

SRRVの場合

SRRVの中でも「SRRVスマイル」と「SRRVクラシック」に分かれています。

・SRRVスマイルの場合
預託金(一時的に預けますが、永住権を放棄する場合返ってくるお金)は一律2万米ドル(220万円)です。

・SRRVクラシックの場合
預託金は50歳未満の場合5万米ドル(550万円)、50歳以上年金受取無しの場合2万米ドル(220万円)、年金受給者の場合1万米ドル(110万円)、ということになっています。

SRRVスマイルとSRRVクラシックの違いとして、基本的にどちらも預託金は引き出して使うことはできません。ただSRRVクラシックの場合は諸条件をクリアすれば不動産投資に使用可能です。