僕はそれでも、練習あるのみと言って、休みの日には練習場に行き、平均五〇〇球は打ち込みます。左足に体重をかけられればいいのですが、やはり痛い。それでも痛さを我慢して打ち込みます。この練習により、ゴルフはうまくなるのだと信じています。

グラブはしているのですが、左手の皮はめくれて、足や腰、肩も痛くなります。ちょっと僕ってマゾみたいですよね。それって「楽」ではないのです。だけど僕にとっては「楽しい」ことなのですよ。「楽しい」と思いやっているとその夢がかなうのだなと思っています。

「足が治った」「ゴルフがうまくなった」と書きました。言葉でも言っています。僕の脳は「とにかくゴルフを楽しみましょう」「ゴルフの練習をしましょう」「そうすればいつしか足も治ってゴルフのスコアもアップしますよ」と教えてくれました。それを実行しているだけです。要するに自分で決めて自分がやるのです。

※本記事は、2019年6月刊行の書籍『「つらい」と思っている人へのエール あなたは本当に魅力的な人間ですね』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。