臍につく 蔕取り遣りぬ。紀伊国の まつたき梅のあらはれにけり

六月
二十日

 

あしひきの 梅の実鎮み。海神のしろたへの塩に沈みゆかす も

六月
二十日

 

丹穂ひいづる 梅あらひゆく。蔕取ると まつたき靨あらはるるもの

六月
二十日

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。