第1章  キアテック心体論

3 身体の癖歪み8タイプ

左右の12の癖歪みを打ち消す言霊「安意讃偈天導(あんいさんげてんどう)」

目に見えない世界への畏敬の念が、世界中の色々な祈りの言葉に表れています。気持ちを切り替える言霊、症状を打ち消す言葉として「安意讃偈天導(あんいさんげてんどう)」という言霊を創りました。

「安意讃偈天導。忍耐と余裕とありがとう」という言霊は、自分の心に忍耐と余裕を持ち安心しているなら天の導き(気付き、閃きという感性)を得られるという意味です。たとえば、人が集中して繰り返しチャレンジをし、結果を出している姿を天はご覧になり、天は私たちを導いてくれるのです。自分が安心しようと思う前に、まずは自分が無我無心で忍耐強く集中しなければならない時間が必要なことを言います。

天・人・自分を敬う気持ちがないと安心は得られません。讃偈(さんげ)とは神仏を敬う功徳の言葉ですが、ここでは目に見えない畏敬の念という意味もあります。

この安意讃偈天導には「あいうえお」の5つの母音と「ん」(運)があり、この言霊の波動が六つの歪みと関連していることが探求により解りました。また、この言霊には六つの癖歪みを打ち消す意味が含まれていることを五指ソフトリング検査によって確認しております。治療中に雑念を打ち消す言葉にもなります。

唱えるときに指で印を組むと雑念が消え、心が解放され、精神的に安定します。左右の気のエネルギーが交流し体と精神のバランスがとれて調和の心がもたらされます。指で印を組んだときに、お腹や額にエネルギーを感じる状態がベストです。できましたら3分以上、印を組んで「安意讃偈天導。忍耐と余裕とありがとう」を唱えると良いでしょう。

※印の組み方は手の平を上に向けて左手を下、右手を上にしながら左右の小指をからませて左手の中指と薬指の上に右手の中指と薬指を置き、親指と人差し指を左右組み合わせた輪を作ります(写真1・2)。

[写真1]
[写真2]

寝て印を組むときは左手を下、右手を上にして親指と人差し指で輪を組み、他の指は伸ばしておへその下を包み込むようにします(写真3)。意識を手の平に置くと頭にある意識が腹腔に下がって気持ちが落ち着き、良く眠れるようになります。

[写真3]
※本記事は、2020年2月刊行の書籍『永遠快気の生き方』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。