われはただコーヒー店の客なれど
 君の笑顔に心やすらぐ

 

気がつけば八年の月日流れたり
 笑顔のありて幸ひなりき

 

結婚はおあずけですと言ふ君に
 三十の歳知りて口つぐむ

※本記事は、2014年2月刊行の書籍『歌集 忘らえなくに』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。