1章 つらいことは自分で乗り越えろ

言葉が自分を誘導した

「だめだ」「限界だ」「煮詰まっている」等々ネガティブな言葉を発していると、心はネガティブに向かいます。言っていなくても脳が感じてしまうとマイナスな方向に行ってしまうものです。このような言葉が僕の心の中にあったのは確かです。

そうなのです。これも言葉の強さなのです。こういったネガティブな言葉をなかなか打ち消せなかった。そして、このような言葉は現実となりました。

「だめだ」という言葉を実は心の奥底で発していたのです。それが「離婚」につながってしまったのです。最初からネガティブなわけがありません。

「イキイキ」「うれしい」「楽しい」というポジティブな言葉だったのが、だんだんと年月が経つごとに「だめだ」「煮詰まってきている」「限界かも」になってしまったのです。僕は結婚生活を送っていたものの、こういった言葉を心の中で発していたのだと思います。心の声というものでしょうか。

僕は悪い言葉を抑えることができなかったのです。そしてそのような言葉に支配されてしまったのです。こういった言葉によって僕は離婚に至ったのだと思います。

言葉はとても強いのです。人生をよきにせよ悪しきにせよ変えてしまう力を持っています。「やばい」も言ってはいけないのだが、「やばいうますぎる」とか「やばいかっこいい」とか今の若者は使っているみたいなので、これはポジティブ用語なのかな?

気持ちは日々変化する

僕はポジティブな言葉を使ってネガティブな自分が出ないようにしてきました。しかし、油断していると、気持ちはまた下がってしまいます。

昨日、「僕は幸せでいいのだ」と言っていても、今日は、「離婚かぁー。はああー」とため息をついてしまっている自分がいます。少しの迷いで日々気持ちは変化してしまうものなのです(どっちなんじゃい)。

思いが揺れ動くのです。「ポジティブ」と「ネガティブ」どちらにするか心が揺れ動いているのです。「普通は、ポジティブを選ぶでしょう」と思うでしょうが、常識では考えられない選択をしてしまうこともあるのです。

周りの人の顔を思い浮かべないで目標に向かいとことん進みたいところですが、周りの人、親や兄弟、職場の人間の顔を思い浮かべると、その人たちが僕に何かしゃべってくるのです。もちろん想像の中なのですが「それはないだろう」とか「そんなの無理だ。やめておけ」「絶対だめだよ」などなど、僕が行動しようとすると、それを引き留めようとする言葉を僕の心の中に放ってくるのです。

まずは「幸せ」か「不幸せ」の、どちらかを選んでください。「幸せ」を選んだら「僕は幸せです」と言ってください。

おもちゃが二つ。「どちらかにしなさい」と母親に言われたあなたは、どちらかを選ばなければなりません。優柔不断はいけません。どちらかを選びましょう。

あなたが決めるのです。決めるのはあなたです。さあ決めてください。決めたら迷わないと誓ってください。

恋人も「この人」と決めてください。あなたが決めるのです。決めるのはあなたです。

さあ決めてください。決めたら迷わないと誓ってください。時間がないのです。早く決めてください。

そうですか、やはり決められないのですね。あなたはやはり優柔不断なのですね。選択肢を変えましょう。「幸せ」と「不幸せ」あなたはどちらを選びますか?

あなたが決めるのです。決めるのはあなたです。さあ決めてください。決めたら迷わないと誓ってください。

あなたは「幸せ」を選択するでしょうね。優柔不断のあなたでも迷わず「幸せ」を選んだのです。決めたら迷わないと誓いましたよね。あなたはもう「幸せ」です。なぜなら「幸せ」を選んだのですから。

※本記事は、2019年6月刊行の書籍『「つらい」と思っている人へのエール あなたは本当に魅力的な人間ですね』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。