第1章  キアテック心体論

2 五指ソフトリング検査法(この節は施術者向けの内容になっています)

五指の意味

第10回にある五指の説明です。親指から薬指までが治療後にすぐに付きやすくなりますが、それは親指の意味が「現実から遠い過去」、薬指の意味が「現実に近い未来」となり、親指から薬指までは思考が想定内にあり、過去から近い未来までは時間軸でつながり連動している心の働きの内にあるからです。

親指(①遠い過去)は、現実的にどうすることもできない変えられない過去の出来事を表しています。人差し指(②近い過去)は、物を置き忘れて取りに行きことなきを得たことや、忘れたことを思い出して処理ができたなど、解決ができた過去を言います。

中指(③④現実現在)はたとえば止めどなく思考して、常に何かを考え続けている状態です。薬指(⑤近い未来)は目的意識があり、歩くときに左右の足を無意識に交互に出して前に進むというような思ったことを実践する連動した動作のことで、近未来の想定内と言えます。これから後に話そうとする言葉も目的の想定内であり、内容も分かった上で話ができます。

頚椎と骨盤の前後屈の癖歪みと連動する小指(⑥遠い未来)の意味は「遠い未来」のため、予知予感はできたとしてもその通りに物事が運ばず、想定外のことが起こり得ることは未来には多々あります。そのため小指が持つ意味である主に首の前後屈は、他の指に比べ症状の改善も難しく、気を体に満たすまでは親指と小指は付きづらくなります。右側の小指は想定外の未来でも比較的近い未来であり、左側の小指は右に比べ想定外の未来でも遠い未来となります。

五指ソフトリング検査では右半身の症状は右の指、左半身の症状は左の指に表れやすくなります。陰陽論に照らすならば、右の小指が始まりで左の小指が終わりの意味になるため、症状が取れたかどうかの最終確認は左の小指になります。左右の小指が開かなければ、あらゆる症状は小指の意味合いであるパラレルワールド(多次元・平行次元)へ消滅したことになるのです。

生まれながらの過去の癖歪みの姿勢と脳過去意識のままでは、症状は改善せず、意識も腹腔未来意識にはなり得ないのです。左右の小指を開かないようにするのは体を未来の姿勢、未来の意識にするためでもあります。

気の注入により過去の癖歪みの姿勢を未来の予防姿勢、脳の過去意識を腹腔未来意識にチェンジするのがキアテック治療法です。治療による臨界点の閾値(いきち……ある反応を起こさせる刺激量)を超える気のエネルギーで細胞の元素を変えて原子転換させ、症状を消失させます。閾値を超えないと症状は消失しないのです。

※本記事は、2020年2月刊行の書籍『永遠快気の生き方』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。