【前回の記事を読む】 彼からの積極アプローチ!初めて彼氏ができたかと思いきや…

青春した年:肥やしとなった男

なぜ私はあそこまで怒ってしまったのか。

今までの不満が溜まりに溜まった結果だったのではないかと私は考えました。

当時の私は男性に対する幻想を抱きすぎていました。「年の割にしっかりしているし、安心感がある」そう思って彼と付き合ったけど、実際には異なっていた。当時の私はかなり理想が高かったのだと思います。しかし現実にはそんな完璧な男はいやしません。

色々経験を積んだ今思うことですが、男性は繊細です。はっきり言って私の方がたくましいです。

でも、当時はそれが分からなかったから、不機嫌になると言い方や態度がキツくなっていました。仕事でのストレスもあっただろう彼にはかなりのダメージだったことでしょう。

可哀想なことをしたなあと反省しています。

また、当時の私は「自分ができることは相手もできて当然」とも思っていたので、返信が遅いとか、ダイエットをしなさいとか、彼に注意しまくっていました。そして、仕事を言い訳に改善しようとしない彼にイライラしていました。

今思えば、男性は女性に比べて「物事をいくつも同時に進行させること」が苦手なのではないでしょうか。彼は社会人二年目で、仕事に一生懸命だった。だから、他のことに目を向ける余裕がなかったのかもしれません。

また、男性は怠ける生き物です。ダラダラした時間が大好きです。私は当時、仕事、恋愛、ランニング、女子会など、色々なことに平等に時間を使っていました。また、怠けることが大嫌いです。それは今でも変わりません。そんな私だから、当時は彼のことを理解してあげられなかったし、許せなかったのです。

もっと寛大になれていたら、と今更ですが思います。