かたくなった心から
ひとりぼっちの
さびしさから
あんなに探したのに、
何も見つけられなかった
ぜつぼうから
あとからあとから
涙が流れました。
こんな自分を きらっていた。
きらい、きらい。
大きらい。
きらい、きらい。
自分が大きらい。
何ひとつ、
はっきりしない 自分がきらい。
【前回の記事を読む】【絵本】「ボク、タク。女の子。でも、どうして、男の子じゃないんだろう」
※本記事は、2022年8月刊行の書籍『ジュエルっ子物語』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。