満開の河津桜に降る雨をテレビにて見る我は動けぬ

 

瓶にしてさくらの蕾日を重ねふくらみており薄きくれない

 

うらうらと陽の暖かし夫逝きし春三月の桜咲く道

※本記事は、2019年3月刊行の書籍『短歌集 生きる』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。