第1章  令和の今、行政改革最高のチャンス

皇室分居論

近々起こるであろう首都直下型地震に備え、皇位継承順位上位の方々は分居が望ましいのではなかろうか。例えば高松宮家は高松に、常陸宮家は常陸水戸に、秋篠宮家や三笠宮家は奈良に、秩父宮家は秩父にである。また今後創設される新しい宮家には、我が国国有の4島に少なくとも一つの宮家はお住みいただきたい。

天孫降臨の九州に宮家がないのは良くない。高千穂宮か霧島宮か。また北海道にも十勝宮か富良野宮を、沖縄の県民感情を和らげるには首里宮、糸満宮、普天間宮か?

尖閣宮や国後宮は領土を巡る国際関係の問題もあり止めた方がよい。二千年の歴史を誇る皇室を永遠に存続させるため、また原発事故の危険を避けるためにも分居が賢明と具申する。

蛇足ではあるが、原子力発電所は今後の南海トラフだけでなく地震国家、火山大国の日本国では亡国の施設と考えている。この国の成り立ちを考えれば天に唾するようなものである。温泉に浸かって「いい湯だな」と唱ってる横に、原発があるのはノーテンキ過ぎる。やはり細川護煕氏や小泉純一郎氏のように世俗から少し離れた忘己の憂国士の言うことも現役世代の政治家も少しは耳を傾けるべきである。

この頃の途中に関西電力の闇献金が明るみにでて、政界も同じ構造かと疑い始めた。ドイツのように強固な岩盤大陸の国でさえ脱原発に踏み切っているのだから。47都道府県に夫々1宮家があっても良いのでは、と考えるのは少し言い過ぎか?

また、憲法では男系の男子が継承することとされているものの、推古天皇や持統天皇、孝謙天皇など歴代10名の女性天皇の例もあり、女性天皇の誕生は古式に反さないのではと考える。旧公家の家系や大名家の名跡を復活させるのも面白いのではとも考えている。

イギリスでは貴族が今でも各地方におられ、エリザベス女王の夫君エジンバラ公や故ダイアナ妃の出身もそんな家系である。下世話になるが観光立国にも大いに貢献していただける筈である。

例えば、徳川家は駿府、静岡、久能山(先日の選挙でいらっしゃると判ったが)や水戸偕楽園周辺に。九条家が京都東寺付近に、私の育った阿波の国は渭山(いのやま)城の麓に蜂須賀候の子孫がいれば阿波踊り期間中には皆訪れる筈である。香淳皇后(昭和天皇妃)の一族は京都府立医大の南隣のKKR久邇荘にいていただければ、私の孫の保育園の送り迎えに毎日でも拝謁したい。

浅野家も安芸広島、三次だけでなく分家の赤穂にもお家再興していただければ、元禄以来三百余年の悲願が成就する。安芸の毛利、備前の宇喜多、小早川、加賀の前田や米沢の上杉も是非。尤も肥後熊本の細川や羽後秋田の佐竹、伊予松山の久松などは自治体首長として既に復活。

彦根伊井や酒田の大庄屋本間家などは犬山城主の成瀬家と同様に記念館や文化財として語り継がれているが存続が難しく、永続可能な物心両面の支援が望ましい。有名な所では京都上京区の冷泉家は藤原定家の子孫であり、和歌のみならず古文書や茶道、華道、香道などの会場として今日でも大きな役割を果たしている。

歴史や文化は大きな財産であり、観光だけでなく知育や徳育を含む教育的価値は計り知れない。化け猫騒動で有名な肥前鍋島家の子孫は野球評論や推理小説で脚光を浴びた。やはり優れた遺伝子か? また、毎年寄付をして社会に明るい話題を振りまく伊達直人や隼人は正宗の末裔か?

皇族が臣籍降嫁された鷹司家や高階家、池田家にも是非とも何かの優遇措置を施していただきたいものである。沖縄の旧琉球王朝の尚氏や対馬の宗家は、国境警備や住民感情からも是非とも元の近くにお戻りいただきたい。

アイヌやイヌイットも少しでも血筋が繋がっている方がおられれば、網走や稚内に代表として居住してほしいものである。真田家は上田市か沼田市、九度山に、北条家は小田原に、武田家は甲府でそれぞれの町興しに一役買ってもらいたい。

源氏は鎌倉、平氏の伊勢も面白い。我が国で多い“藤”の付く姓の原点藤原氏は氏神春日大社の近くであろう。

※本記事は、2020年2月刊行の書籍『令和の改新 日本列島再輝論』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。