【前回の記事を読む】新型コロナの意外な後遺症、「不眠」…緩和するツボを紹介!

動悸、不整脈(手)

運動をした後、左胸あたりがドキドキします。これが動悸です。とくに運動もしていないのにこの動悸が気になる場合は心臓のリズムが狂い不整脈を起こしていることが多いです。不整脈は治療の必要がない場合も、ありますが、心臓病が疑われるような場合は医療機関を受診した方がいいでしょう。

新型コロナウイルス感染症と心臓病との関係ですが、日本の研究機関から、日本人で新型コロナウイルス感染症から回復した人の3人に2人に心筋障害が見られたという研究結果が発表されました。もし新型コロナウイルスに感染した人の中で動悸や不整脈が気になる場合は、やはり医療機関を受診することをお勧めします。

動悸や不整脈を抑えるのに効果のあるツボは郄門(げきもん)といいます。人差し指と薬指の第2関節の間にあります。動悸や不整脈が出てきて明らかに心臓の具合がおかしいが、すぐに医療機関を受診できるような状況にないようなときには、この郄門(げきもん)のツボをギュッと押さえてください。これを覚えておくと、きっと役にたちます。同じく手の平にある大淵(だいえん)神門(しんもん)膻中(だんちゅう)も効果があります。