そして和室だった部屋は洋間に変更され、トイレは個室を別に作りました。キッチンの流し台はカラフルな色のタイルを貼って見栄え良くします。壁はクロスの色をインパクトのあるデザインに張り替えます。

やがて見違えるような素敵な部屋が出来上がりました。あの部屋がこんなに変わる! 生まれ変わった部屋は、写真を撮ってデザインルームとして広告に上げました。すると数日後にはお問い合わせが入り、お客様に部屋を見てもらうと、すぐに気に入ってもらいました。

 

契約が1部屋成功すると、2部屋目以降は無理なく進み、空室が埋まっていきました。その物件は、ただ今満室を維持しています。計画がうまくいったことで、私も嬉しかったですし、さらにオーナーの喜びと、入居者の喜びも一緒に感じられて幸せな気持ちになりました。

このように、まだ十分使える物件を見映え良く再生して使えるようにすれば、これはエコにつながるのではないでしょうか? すぐに捨てることをせず、利用できるものは利用する。空室のリフォームは資産ですから、活かすに尽きます! そうやって捨てきれずに不要な物ばかり増えたりして……(^ ^) /

使わないものは捨てる勇気が必要ですよ〜。そう自分に言い聞かせながら、断捨離を心がけていますが……。そんなことを考えながら、必要最小限度のスマート生活を夢見ています。リノベーションで使いやすくなった部屋で快適に過ごしながらも、いらないものは捨てる生活! 憧れます!!

※本記事は、2022年4月刊行の書籍『ゆっくりいそぐ わたしの生き方』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。