第1章 元気、やる気、自信が向上

ポジティブの秘訣『私OK精神』

「私はOKの状態」になると元気、やる気、自信が向上します。そのための秘訣をお伝えします!

ゆっくり着実にステップを踏んでいくことで、あなたも「私はOK状態」に近づくでしょう。

「私はOKの精神」とは具体的にどういうことでしょうか。

「私はOK」とは、自由に活動している、安心感がある、未来に希望が持てる、摩擦が少ない、強い、人の目があまり気にならない、頼りにされている、役に立っている、気持ちが安定、やれば上手くいく、楽しい、というような状態のことです。

逆に「私はOKではない」とはどう状況でしょうか。

それは、力が出し切れていない、充実感が乏しい、自信が少ない、行動力がもっとあればと思う、人の目を気にしてしまう、もっと頼りにされたいと願う、強さが欲しい、よく迷う、損な役が回ってくる、自分が着たい服より目立たない控えめな服を着てしまう、等々です。

あなたの精神はどのような状況でしょうか。OKではない人も大丈夫です。ゆっくり、でも着実に前進しましょう。今はどれくらいですか、今の自分を知ることは大切です。今を知ることで、将来への道筋が見えてきます。勝負はこれからです。少しずつ上昇していきましょう。時には後退するように思えることもありますが、それも必要なステップ。全然OKです。

自己肯定感を上昇させる方法は2つ。

①自分で自分をほめる。

②他の人からほめてもらう。

どちらも大切ですが、どちらの方がより重要だと思いますか?

それは①です。①が十分に満たされていたら②は少なくてもOKです。しかし①が十分でなかったら人はどういう行動を取るか、答えは足らない分を②で満たそうとします。

私が30代でまだ自己肯定感が低い時、ある会合で大勢の前で話をさせられたことがあります。終了後に自分ではよくできたと思えなかったので、優しそうな友人に「どうやった?」と質問しました。そしたら「良かったですよ」と答えてもらって安心しました。厳しいコメントが出そうな方には、質問はできません。

その時は安心しましたが、こうすると、どんどん人の目を気にするようになり、余計に窮屈になるのです。自分のことが好きになると、自分で自分を支えられますので、人の目はあまり気にならなくなります。

自分で自分をほめるということが大切ということはわかりましたね。では具体的にどうするのでしょうか。

私たちは毎日無意識に数百回以上「内面対話」をしています。「内面対話」とは簡単にいうと自分自身との対話、もしくは自分が考えていることに、自分で答えを出す対話のことです。

その対話の中に「自分はできる」「自分は凄い」をたくさん入れてください。潜在意識に深く入っていくでしょう。

下記3つについて、今から説明していきます。

①過去の自分をほめる。

②今の自分の良いところをたくさん見つける。

③今日からの自分に〇をもらっていく。

まとめ

“I am OK”の状態になるために、自分で自分をほめましょう。

自分の良いところに目を向けましょう。