非難
人に対して私達は、
指をさし、
非難することが
よくあります。
この時、誰が
誰に指をさしているのでしょう。
私達の肉体は、細胞で出来ており、
その細胞は、分子、原子で出来ております。
指を指す方も、指される方も、
分子、原子で出来ています。
分子、原子の霧の濃淡にすぎません。
何に対して、ものを言っているのでしょうか。
心に対してでしょうか。
※本記事は、2021年9月刊行の書籍『詩集 点滅』（幻冬舎メディアコンサルティング）より一部を抜粋し、再編集したものです。
詩集「点滅」より3連
詩集 点滅【第14回】
幸せとは。人生とは。
幽体離脱を体験、仏教哲学に親しんだ著者が、
新型コロナのまん延を機に様々なテーマについて自在に書き留めた、
withコロナ時代のための詩集。
「パンデミック」「かんせん」「正常性バイアス」「テレワーク」「ボランティア」「自己責任」「幽体離脱」「点滅」「おもてなし」「時空」「生きる」「空(くう)」など、162篇を収録。
本記事は、青山修万氏の書籍『詩集 点滅』（幻冬舎ルネッサンス新社）より、一部抜粋・編集したものです。
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