下痢(手の平)

割合は少ないですが、新型コロナウイルスの後遺症として慢性的な下痢症状を訴える人もいるようです。私の経験からいうと、下痢はその原因が何であれ、すべて同じ方法で効果が出ます。ここが東洋医学の不思議なところです。

従って新型コロナウイルス感染症の後遺症として慢性的な下痢症状に悩まされている人にも効果があると考えられます。下痢の緩和に効果のあるツボは、手の平の中心から中指の付け根にかけての神闕(しんけつ)中脘(ちゅうかん)巨闕(こけつ)、さらに大都(だいと)と、(りょう)(きゅう)です。

 

下痢(足裏)

足の裏のツボ(反射区)も下痢の緩和に効果があります。図で示した胃、十二指腸、大腸の部分を押したり揉んだりしてしっかりと刺激しましょう。

 
※本記事は、2022年4月刊行の書籍『自分でできる手ツボ・足ツボ! 心と体の「なんとなく不調」を整える』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。