【前回の記事を読む】体の左半分が硬直状態…「睡眠薬」を飲ませても病院で暴れる我が子に母は?


「てんかん」発症

毎月1回薬をもらうための病院通いが始まりました。そして半年に1回、薬の効果を検査する採血検査と脳波検査を行います。

先生からは、薬で発作を抑えているので1回でも薬を飲む事を忘れると抑えていた分の大きな発作が起き、知能に影響するので忘れないようにと注意されました。

半年に1回行う脳波検査では、その度、眠ることを拒む息子に、親子共々奮闘する事が数年続きましたが、小学校高学年頃になって、やっと病院に慣れ、睡眠薬で素直に眠るようになり、順調に脳波検査を受ける事が出来るようになりました。

毎月薬を貰うための病院通いは、予約制であっても1日掛かりです。

診察まで毎回3〜4時間は待たされました。何時に帰れるかわからないので、次男も幼稚園児〜小学校低学年まで一緒に連れて行きました。1日がかりで長時間待ち続ける病院で、大人しく待ち続け付き合ってくれた次男に感謝の気持ちで一杯です。

薬が本人に合い、目に見えての「てんかん」の発作は、5歳の初めての発作のみで、その後一度もありませんが、眠っている時にてんかんの波が表れているようで、現在でも月1回の病院通いが続き40年となり、生活の一部になっています。