LESSON.2【学校は何を身に付ける所なの?】

失敗の正体とは?

挑戦することが大切だとわかったところで、「学校で何に挑戦すればよいの?」という話になるのですが、挑戦すること自体に価値があるので事柄は何でもよいのです。ここで「私のオススメ挑戦リスト~学校編~」を紹介します。

①掃除中、1人で机を30人分運ぶ。もちろん、机は引きずらずに持ち上げて運んでね。掃き掃除はロボットがやってくれるよ。

②食品ロスを打開するため、給食では毎回おかわりをする。もちろん、譲り合いも大切だよ。

③放送委員になりラジオDJとしてデビューする。もちろん、リスナーの皆を不快な気持ちにさせちゃダメだよ。

④漢検、英検、数検で1級を取る。場合によってはマニアックな検定にも手を出す。もちろん、学校の勉強もしっかりやってくれよ。

⑤とりあえず小説か自叙伝を書き始める。もちろん、オススメのタイトルは「レタスになれ」だよ。

⑥授業中に寝ている友だちを先生に手話で密告する。もちろん、先生が寝ていた場合は、手話なんか使わずに即友だちに報告してね。

⑦校庭の横にある畑でキャベツを育てる。もちろん、他の野菜でもOKだよ。スイカとか。

⑧屋上でヤギを飼って、自分だけ搾り立てのミルクでカフェラテを満喫する。もちろん、好きな子には内緒で分けてあげてね。

⑨夏休みの宿題は初日に終わらせて屋上のヤギの餌にする。そしてもう1回やり直す。もちろん、このくだりを繰り返せば繰り返すほど頭に入るよ。でも宿題を出してくれた先生には怒られるよ。

⑩10やれと言われたことを11やるという「+1」のスペシャリストになる。実は成功者のほとんどがこれを意識しているよ。

参考になったでしょうか? 挑戦すると「成功」か「失敗」かの2択を思い浮かべる人が多いですが、そうではありません。挑戦の結果得られるのは「成功」か「チャンス」です。挑戦した分だけ次につながるチャンスを得られるのです。

この感覚を学校で掴むことができれば、あなたの中で失敗の捉え方が変わります。もっと失敗したい。もっともっとチャンスがほしい。もっとほっともっと挑戦したいってなります。何だかのり弁が食べたくなってきましたが、行動力がある人は失敗を「挑戦で手に入るチャンス」と前向きに捉えることで無限のエネルギーを生んでいるのです。