【前回の記事を読む】アルコール依存症になった夫…妻がとった「意外な行動」とは?

夫も病気に

斧の音止んでヨキの音聞こえます 凍雨の中から聴こえます (二〇一四年二月)

焦らない 諦めないで こつこつと 現在(いま)を生きる子 我も続かん(二〇一六年二月)

 
 

二男を真似(まね)、「塞翁が馬」と言いながら、一方では不安定な自分とのせめぎ合いです。

波の様に良き日悪しき日打ち寄せて「塞翁が馬」だよと言い聞かす(二〇一三年二月)

気が付けば身の憐れにぞ溺れ居り飛行機雲が青空を切る(二〇一三年三月)

浮かぼうとあがきもがけば行き止まりそこが始まりこれ以下もなし(二〇一三年八月)

今日の日は何もできないしたくないひたすら推理小説を読む(二〇一三年一二月)

()ちら家では戸惑い格闘の日々なのに時はゆっくり流れるのです(二〇一四年一〇月)

一面の冬破りたし思いっきり明るき花を買い求めたり(二〇一五年二月)

何もかも手遅れという恐怖如何せん我が立ち行くところ (二〇一五年四月)