おめでたい

職場の人の結婚式の話をしていると、子どもが「なんで結婚すると?」と聞いてきました。「そうだね何でだろうね」と曖昧に答えていると「ぼくみたいなかわいい子がほしいからだよね!」と断定します。はいはい、あんたが大将……。身の回りでおめでたの多い今日この頃です。

反撃

息子の勉強を見ていた家人が強い口調で注意すると、「ちくちく言葉はいけないんだよ」と息子は言いました。なんでも学校の人権教育で人を嫌な気分にさせる「ちくちく言葉」といい気分にさせる「ほかほか言葉」というのを習ったそうです。これは良いレジスタンスの武器を息子も手に入れたなと思いました。

懺悔ざんげ

「クリスマスプレゼントってパパが買ってくると?」と子どもに言われドキッとして、一瞬告知すべきかどうか悩みましたが、まだ誤魔化せると、「そんなことないよ」と否定し、その他追及をかわし、「そうだ希望の品をサンタさんにメールしとくよ」と話をそらしてウソを重ねてしまいました。神様ごめんなさい。

縄張り

実家に子どもと行く途中、顔見知りの猫がいました。尻尾を立てたので、何だろかと見ると、まるで水鉄砲のように、車のバンパーの上にオシッコを飛ばしました。名前はタマといいます。まあ、飼い主の車だからいいけど猫もあんなことするんだと子どもも驚いていました。それから実家に着くと網戸の前にバリケード。時々開けて入ってくるそうで、タマよけでした。

※本記事は、2021年12月刊行の書籍『ほっと一息』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。