審判な日々

フットサル審判

トレセン本日は19時からのフットサル審判トレセンに参加してきました。仕事を定時で終えてダッシュで帰宅して夕食をつくって着替えて電車で行きましたが15分遅刻。まぁ仕方ありません。

このフットサル審判トレセンは、申し込みをすれば四級審判でも参加できるもので、毎月1回、一級審判員の方の指導で、主に体の動かし方や視野の取り方、コミュニケーションスキルの訓練などが受けられます。それなりに体力的にきついのですが、だからといって無理を強いられることは決してなく、週末の審判活動に備えて怪我や熱中症などがないように指導していただけます。

ここでのトレーニングと指導と励ましを受けて、アラフィフのおかんでも、無事に三級に昇級できました。大切にしているお付き合いの一つです。

2時間のトレーニングの流れは、最初の30分は入念なアップとストレッチ、その後に基礎的なトレーニングを行い、応用トレーニングがあって、最後に4チームに分かれてゲームと審判を交互に行います。ストレッチが丁寧なので、終わった後は疲れたというより、むしろリフレッシュして体が軽くなっています。

基本的に楽しいのですが、一つだけ困っていることがあって、サイドステップのトレーニングのときに毎回転んでしまいます。誰かに迷惑をかけることではありませんが、心配されることが多くて、自分でも何とかしたいものです。

毎回、左側に転ぶので原因を考えると、やはり左足の裏が足底筋膜炎で思うように動いていないのかなと。本気で勢いをつけたサイドステップに対して、足首でブレーキをかけられませんから。

どうすれば、この治るような治らないような怪我とうまく付き合えるようになるのでしょうか。審判は長く続けたいのでなんとかしたいです。

さて、本日のトレーニングにおけるおかん的ハイライトは、最後のゲームで主審の笛を吹いたことですが、家を出るときに審判用の笛を忘れてしまい、常にリュックに入れている防災用の笛を使いました。この笛を鳴らすのは初めてで、音が割れてないか心配だったのですが、ゲーム終了の「ピッ・ピッ・ピー」の笛を鳴らすと、周りの方が何だか「おっ!?」という表情で、一瞬動きが止まりました。

そう、審判の笛らしからぬ、聞きなれない笛の音だったのです。防災用の笛の音は、私の予想を大きく外れて、優しい、温かみのある音でした。モルテンのホイッスルと比べると、やや低めの音域で尖っていない、そう、オカリナのような音でした! これはちょっとした発見でした。週末の練習試合で使ってみようか。

※本記事は、2020年6月刊行の書籍『グリーンカード “おかんコーチ”のサッカーと審判日記』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。