引きこもり
男は、三年ぶりに家から外に出た。
殆どの人は、死んでいた。
しかし、引きこもりと言われた人達は
生きていた。
詩集 点滅【第5回】
幸せとは。人生とは。
幽体離脱を体験、仏教哲学に親しんだ著者が、
新型コロナのまん延を機に様々なテーマについて自在に書き留めた、
withコロナ時代のための詩集。
「パンデミック」「かんせん」「正常性バイアス」「テレワーク」「ボランティア」「自己責任」「幽体離脱」「点滅」「おもてなし」「時空」「生きる」「空(くう)」など、162篇を収録。
本記事は、青山修万氏の書籍『詩集 点滅』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。