常日頃うとみ過せる悔もちて病み衰へし友に近づく

 

はく息の一つ一つになづみつヽ命保てるこの幾日を

 

玉の緒の命弱ればいささかのとこの皺さへ痛みて言ひ出づ

※本記事は、2021年5月刊行の書籍『短歌集 蒼龍の如く』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。