教訓

このときの食あたり(食中毒)の原因は、昼食に食べたチャーハンが原因とされました。なぜ私の食べたものが原因となったのか考察してみました。

その一 使われた材料が古かった。

このレストランでは日常的に昼食にはせいぜい三種類くらいの比較的簡単な料理を出していました。今回は五人で同時に同じものを注文されたため、材料が不足してしまった。そこで追加の注文には、残りものか何か、古い材料を使われた可能性があります。

その二 火を十分に通さずに提供した。

注文された数の料理ができないにもかかわらず、そのことをゲストに伝えなかったため、ゲストに怒られて、あわててありあわせの材料でチャーハンを作り、しかも十分に火を通さずに提供してしまった。他にも原因はあるとは思いますが、いずれにしても十分に加熱されていればある程度の食あたり、食中毒は避けられたのではないかと思います。

したがって、このようなレストランで食事する場合、急がせるとか催促とかはしないほうが無難でしょう。もちろん生ものは厳禁です。

もう一つ、重要なことに飲みものが挙げられます。レストランなどで飲み水を注文する際、必ずペットボトル入りのミネラルウォーターを注文し、かつ栓は自分で開けるようにしましょう。ときどきこっそり栓を開けて一本のペットボトルから空の二、三本のペットボトルに清潔でない水を「水まし」して客に提供する場合もありますので。

またコーラ類の場合は栓抜きを持ってこさせて自分で栓を開けるのは当然ながら、炭酸の泡がちゃんと出ることを確認することが必要です。